こんにちは。フモトです。
少し前の話になりますが、2020年1月26日、日本水仙花街道を撮影に下灘へ行ってきました。この時、花街道までの道すがら、下町の風景を撮影していた際にふと思いつき、気分を変えようとモノクロームで撮影したのが、私の初めてのモノクローム体験でした。
モノクロームはレトロな感性を刺激するシンプルで最良の手法
ただ、気分を変えようと始めたモノクローム撮影でしたが、昭和の時代から残る町並みを撮影する内、カラーで撮影するよりも、遥かに印象的で鮮明に雰囲気を切り取って伝えられる事に気付きました。
色を削ぎ落とす事で現れる被写体のストーリー
色という情報は、被写体の美しさを表現する重要な要素の一つですが、同時にそれは非常に取り扱いが難しく、容易に情報の氾濫を許してしまうものでもあります。モノクロームは被写体のそういった雑多な情報を削ぎ落とし、被写体そのものに私たちの意識を集中させてくれます。そしてそうなった時に、被写体の存在意義やバックボーンといった、これまで見えなかったストーリーについて、様々な想像を掻き立てられるようになります。
という事で、モノクロームの雰囲気を味わっていただけましたでしょうか。自分はモノクロームの楽しさにハマってしまったので、定期的にモノクロームの写真もお届けできればと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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