2020
12
Jun

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fumoto pics #4 愛媛県大洲の「おはなはん」ロケ地をX100Vで撮り歩き

▶︎YouTube 本編 fumoto.pics_#4 はこちら
https://youtu.be/gcKx-hXjBoA

どうもこんにちはこんばんは、フモトです。
今回は愛媛県大洲市より、NHKの連続ドラマ「おはなはん」でロケ地に選ばれた事で有名になった「おはなはん通り」に行ってきました!
ちなみに「おはなはん」って全く聞き覚えないんですよね、NHKの連続ドラマならどこかで名前が耳に入っててもおかしく無いはず…そう思って調べてみたところ、なんと放送は1966年!いや自分生まれてないし(汗)
というか半世紀前のドラマロケ地をいまだに売りにし続けてるのはある意味凄い。

おはなはん通り

「おはなはん」は明治〜昭和の時代に愛媛県大洲市出身の主人公・はなが日露戦争前の不穏な社会のなかで軍人と結婚し、子供を育てながら幾多の困難を乗り越えていくストーリーです。現在では経済的な自立を目指した女性の社会進出が叫ばれていますが、当時は当時なりの姿で高度経済成長期の男性社会に一石を投じるための、強い女性を描いた新しいドラマだったのではないかと思います。

角度を変えて撮ったおはなはん通り。写真はボケているが、反対側は映える物が全く無い。

さて、話は現在のおはなはん通りに戻るのですが、なにぶん放送年が1966年と54年も前…ドラマの設定では明治〜昭和なので、放送年から逆算しても年代的な誤差は大きくなく、今で例えるなら戦後の高度経済成長期を描いたような感じだったでしょうか。その位の設定であれば、今でも現存している風景や街並み、同じような住人の営みを見る事ができ、ドラマの世界観に浸ることもできたのでしょうが、54年という歳月は景観を大きく変えてしまうには十分で「おはなはん通り」の名称がついた通りもわずか100m程度しかないことを考えれば、ここを訪れる人のどれだけが「おはなはん」の時代を感じる事ができるのか、やや疑問に思ってしまうところです。

頑張って探せば当時の断片はみつからなくも無い

とは言え、ドラマの痕跡をそっくり残した観光地というのもそんなにあるものではありませんから、今回はその痕跡を探して写真に残すテーマで撮ってみました。「思ってたんと違う!」と怒って帰ってしまっても建設的ではありませんからね。無いなら無いなりに、楽しみ方の角度を変えてみるのもいいんじゃないかなと。

おはなはん通りの突き当たりにある通り。こっちの方が雰囲気ある(笑)

「おはなはん通り」は正直なところ、聞きしに勝るガッカリ観光地と言っても過言ではないかもしれません。が、それは「おはなはん」のネームバリューが強すぎるため。明治〜昭和の風景を数多く残した大洲市内の街並みと美しさは、別にNHKのドラマの枠だけに収まるものではありません。大洲市とドラマのネームバリューで全力押ししているためか知名度では圧倒的な「おはなはん通り」ですが、大洲市内では至る所に古い建物が残っているので、路地裏や臥龍山荘といった史跡の方がよほど歴史を感じられ、自然と調和した大洲の景観を楽しむことができますよ。

臥龍山荘に続く路地裏。景観保護されているのかと思いきやただの空き家率多し。
こちらは臥龍山荘。市街を抜けずに、対岸から撮った方が雰囲気出るよ。
おはなはん通りに植えられていたランタナ。騙されてはいけない。コイツは危険な外来種だ。
撮影を終えて帰る際に見つけたバンクシーの壁画(嘘)

この日は雨のため、臥龍山荘までて撤退してしまいましたが、大洲にはその代表になる大洲城や、肱川沿いの美しい街並み、城と川のコラボレーションが生み出す息を飲む景観など沢山の撮影スポットがありますので、また時間ができたら散策して、その様子をお知らせできたらと思っています。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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